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サリさんからの質問ですね |
弘:
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よくうちのホームページに来てくれてる人だね |
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そうです。それで内容なんですけども。サザンの中でのドラムのスタイルとか、茅ヶ崎ライヴに向けてどういう風に音を作るのか?という質問なんですけど |
弘:
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うーん、サザンのなかでのドラムのスタイルっていうのは、歌を生かすというか |
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はいはいはい |
弘:
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これはサザンだけでなく、まぁ俺のスタイルなんだけど、歌が盛り上がる所でいっしょに波を、同じ波で動いていていってやるというような。まぁ、逆に意図的に波をぶつけ合って、ぐしゃっとさせる時もあるんだけど。ここで大きなうねりが来て欲しい時には、やっぱり大きいフィルだったり |
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音量を上げていったり |
弘:
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そうそう。ちょっと細かく遊んであげたり。まぁ、大体曲の中で1番2番3番ってあったら、2番のA
メロの4小節目だったり、8小節目とか、なんらかのプラスアルファーがくるんだけどね |
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えーそうなんですか |
弘:
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うん。ハットオープン一発入れたり、タンタンチーっていったり |
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2番のAメロですか〜 |
弘:
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そう。大体そこで歌もフェイクが入ったりするから、それに合わせて小さいフィルをいれて、例えばウチーウチーだったり、ターンッカトコトンだったり、1番とは違うものをいれてみて差別化をはかるみたいな |
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なるほど |
弘:
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そこでハットが細かくなっているようなのもいいしね。チッチチキチーだったり |
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そういうのを注意深く聴いてみると、また別のところで面白みが増しますね |
弘:
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そうそう。まぁ、うちの場合は桑田のコールアンドレスポンスというかね |
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ほー |
弘:
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桑田がうんっとフェイクしたとこでね、なんらかの回答を出してやるというか。オーイェ〜イときたら、ドドンドドンみたいな |
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桑田さんがきそうだなというのは分かりますか? |
弘:
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というかさ、ポンときたらポンといけるじゃん。ジャズのインプロヴィゼイションみたいなもんで。だからそれによって桑田がステージの前に出やすいイメージが増幅されるだろうから。特にレコードとかでも聴いててもさ、そのポイントがすごく聞き手にとっては、ゾクっとくるポイントになったりするじゃない |
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そうですね。ライヴとかでも、そういうのが見えてくるとすごくおもしろいですもんね |
弘:
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そうだね。まぁ今度の茅ヶ崎ライヴに向けてというのは、海辺でのライヴということでね |
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海からも凄く近いらしいですね |
弘:
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そう。まぁまだ選曲も決まってないんで分からないんだけども、あくまでも初心にというか、こんなことやりたいというよりも、基本的なアコースティックスタイルで、シンプルかつタイトになると思うね。音作りも含めて |
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はい |
弘:
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こんな感じでしょうか |
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はい、ありがとうございます。これからもどんどん質問欲しいですね |
弘:
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そうだね。これからはどんどん答えていくからね |